サッカー日本代表、残念ながら悲願のベスト8とはなりませんでしたが、我慢して寝ずに
応援した甲斐のある、白熱した試合内容でした。
大会前から監督や個々の選手について、そして大会に入ってからも戦い方や一つ一つの
プレーに対しても賛否両論、色々な意見が飛び交いましたが、サッカーではまだまだ
歴史の浅い日本が6大会連続出場でき、ベスト16まで進んだことは快挙と言えると思います。
サッカーはプレーするのも観るのも大好きですが、観ていていつも不快にな気分に
させられるのが、一部(いや、かなり多く?)の選手たちの、審判の目を欺こうとする演技です。
相手の反則に見えるように大げさに転んでみたり、相手の足が触れてもいないのに、
さも激しく蹴られたり踏まれたかのようにのたうち回ってみせたり、長時間起き上がって
こない様子などをみると、どうしてもいつもイライラしてしまいます。
世界のサッカーでは当たり前のことで、勝ち抜いていくにどうしても必要な場面もあり、
そのような演技をうまくやれるかどうかも実力のうちとも言いますが、やはりみていて
とても残念な気持ちになります。
今回のワールドカップロシア大会から導入されたVARによって、そのような姑息な演技も
減るのかと思って期待していましたが、やはり相変わらず頻繁にみられますね。
そんな中、ベスト8入りを賭けた日本とベルギーの試合は観ていて気持ちのいいものでした。
両チームとも終始正々堂々と全力で戦い、最後には地力の差が出て日本は振り切られましたが、
相手ベルギーは本当に素晴らしく、常にフェアプレーを見せてくれました。負けた相手が
ベルギーで良かったとさえ感じてしまいました。
ビジネスの世界でも、常にフェアプレーが求められます。目先の欲に囚われて姑息なことを
すれば必ずしっぺ返しがあると思います。商売をしていると、いわゆる「おいしい話」から、
ほんのちょっとしたことでも「ズルい」ことへの誘惑がありますが、それに負けず、
綺麗ごとかも知れませんが、いつもフェアプレーを心掛けたいと思います。
写真は中国での普段の滞在先である東莞市で、地元の日本人チームの8人制サッカーの
試合に先日参加した時のものです。夜になっても気温が全く下がらず、90%以上の湿度で
もうフラフラでしたが、思い切り汗をかくのはいつも本当いいストレス発散になります。